野菜がお湯でシャッキ!となる理由とは?

カテゴリー:整体ブログ 公開日:2012年03月27日

脳幹を整えて自律神経&免疫力を整える大阪堺市/整体院エール 木村です。

こんばんは!^^

ヒートショックって、知ってます?

本日来院された患者さんから、
家事で役立つネタを頂戴しましたのでシェアします。

Sさん
「先生、お湯をかけるとしんなりした野菜がシャキッとなるの知ってる?」

わたくし
「んっ?何ですか??」

Sさん
「今日のTVでやってたんやけど、50度のお湯で野菜を洗うといいねんて」

わたくし
「どういう理由で?」

Sさん
「なんか、ヒートショックが原因らしいよ」

わたくし
「ヒートショック??・・・」

ちょっと気になったので調べてみました。

肉、魚、貝、果物も採れたての元気回復

50度調理法は一部の料理教室ではすでにはじまっていた。
くたびれたホウレンソウ、春菊、トマト、レタスが甦る。
はじめは「来てますよね」「食べたくない」といっていた受講者が結果に驚く。
講師ですら「正直、はじめは疑いました」

この効果を発見したのは平山一政さん(75)だ。
蒸気技術工学の専門家で、蒸気による熱の実験で
「100度からだんだん下げて、55度になったときに、あれっと思った」という。
「通常なら(野菜が)弱るはずが、むしろ元気なった。弱っていた葉っぱが採りたてみたいに戻る」

わかった理屈はこうだ。
野菜がしおれるのは細胞の水分がなくなるからだが、
50度のお湯に入れるとヒートショックで葉の表面の気孔が開き、細胞に水分を取り込むのだという。

それだけではなかった。

50度洗いと水洗いの野菜を冷蔵庫に保管して5日後に比べてみると、
水洗いは元気がなかったが、50度洗いはレタスの切り口も変色なく、
手触りもぱりぱり。もやしもまったく変色していない。臭いもない。

まだある。
ホウレンソウの表面についた菌を2日間培養してみると、50度洗いは菌の数が10分の1だった。

佐賀の竹山クリニックでは、これを病院食に取り入れた。
抗がん剤の治療が続くと、生野菜や肉、果物を食べたあとに体調を崩す人がいる。
しかし患者は生野菜を食べたい。そこで導入したのだ。
しかも、野菜だけではなかった。
肉も50度洗いだと色鮮やかで、旨味も閉じ込める。
効果はアサリ、カキ、キノコ、果物から加工品にまで及ぶことがわかった。

要点は3つ。

  1. 50度洗いをして乾かして冷蔵庫に保存
  2. 湯の温度は48~52度(43度以下はダメ)
  3. 肉や魚介類は保存しないですぐ調理する。

この時期、旬なイチゴでも糖度が甘くなりおススメだそうです。
一度、お試ししてみてはいかがでしょうか?