LDと頭蓋仙骨療法

カテゴリー:整体ブログ 公開日:2013年11月20日

脳幹を調整し、免疫力・自律神経を整える大阪堺市/整体院エール 木村です

こんにちは!

発達障害?

最近、お子さまの発達障害(LD)?が心配でクラニオを受けられる方が多くなりました。

本日で4回目となる小学2年生 M ちゃんもその一人。
そして今日、お母さまから「最近、状態が良いんです!」と嬉しいお言葉をいただけました♪

僕は、自律神経系の症状やホルモン系症状には、この手技を用いるんですが、この手技、使いこなせば使いこなすほど、素晴らしい手技だなぁとつくづく思うんです^^

オステオパシーの手技の一つであるクラニオセイクラルは、3つの体液である「血液・リンパ液・脳脊髄液」の中の脳脊髄液の循環を活性化させる手技であります。

脳脊髄液、つまり脳と脊髄の中を循環する体液なんですが、豆腐のような脳をこの液体によって保護する役目以外にも、脳や脊髄へと栄養を供給したり、老廃物を回収する液体なんです。

脳せきずい液の仕組み【バランス整体院エール】 クラニオセイクラル【整体院エール】

脳には、自律神経やホルモン、免疫系に関与する脳幹というところがあります。

この脳幹も脳脊髄液から栄養を供給されるのですが、リンパ液が関節の動きや血管の拍動等で促進されるのと同様、この脳脊髄液は頭蓋骨や骨盤が閉じたり開いたりする運動によって促進されるんですね。

すなわち、頭蓋骨(クラニアル)と仙骨(セイクラル)の可動性に問題が生じると、この脳脊髄液の循環を低下させ、結果、自律神経やホルモン、免疫系に問題おこすとオステオパシーではそのように捉えています。

そして、LDに限らず、ぜんそくやアトピーなどのアレルギーで悩まれるお子さまには、共通して、結構な割合で体に歪みを生じているケースが多いように思われます。

大人ならまだしも、小さなお子さまでそのように体が歪むのは、
筋肉の使い過ぎとか、骨が硬いとかと少し性質が違うように思います。

だからこそ、小さなお子さまには筋骨格へアプローチするよりも、
この体液、特に脳脊髄液にアプローチしてあげることの重要性を感じる今日このごろです。

事実、お腹の緊張が取れたり、情緒が安定したり、集中できたりと、
今まで、そのように良い方向へ向かわれた症例が多々ありますからね^^

*LDとは

「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである。

学習障害はその原因として、中枢神経系になんらかの機能障害があると推定されるが、視覚障害・聴覚障害・知的障害・情緒障害などの障害や環境的な要因が直接の原因となるものではない」とされています。

つまり、知的障害に該当はしないのだが、1つかそれ以上の特定分野において、困難を伴う、ということです。

例えば、文字を習ったとしても理解できず、読むことができない。(読み)
読むことができても、文字を書くことができない。(書き)
簡単な計算であっても解けず、意味が理解できない。(算数)
他人の話すことを聞くことができない。(聞く)
聞くことができても、うまく話すことができない。(話す)
などの言語能力や算数能力の困難。

また他にも、社会性の困難、運動の困難、注意集中の困難など、LDの症状は多岐に及びます。

LDは、現代の医学でははっきりと解明されておりません。
一部の症状を除いて、医学的治療法もありません。

だからこそ、脳脊髄液を活性化するクラニオを、一度オススメいたします(^0^)/

あと、大事なのが食べ物です!!!

ちなみに当院では、白い砂糖系の多いスィーツやパン菓子などが好きなお子さまには、出来るだけ控えて、ミネラルの多いモノを摂取されることをお母さまにススメています。

なぜなら、白い砂糖系の食べ物はからだを酸化させる傾向が強いからです。
からだが酸性に傾けば傾くほど、血中*カルシウムを大量消費(中和)してでも、血液を弱アルカリ性に保ちます。

しかしその結果、からだの中のミネラルバランスは崩れ、内分泌、自律神経や免疫系の異常さえも引き起こすこともありますため、特に液体ミネラルを推奨しています。

ご興味ある方はこちらをクリック → あいうえおの氣