代償性の骨盤の歪み

カテゴリー:整体ブログ 公開日:2010年08月26日

頭蓋骨矯正で自律神経・ホルモンバランスを整える大阪堺市/整体院エール 木村です。

こんばんは^^

代償性の歪み!?

本日、2回目のご来院となりましたYさん。

彼女の中の整体のイメージでは、

整体 = バキバキ = 恐い

という図式になってしまわれていたようです。

旦那様に「行きなさい」と言われ、おっかなびっくりしながら来られた初回に比べると、
2回目の今日は、幾分かリラックスされている模様。

そう言えば、前にも当院の前を通り過ぎる若い青年が、
「内臓整体って、内臓バキバキするんやろか?」と真剣に話されるのを聞いた覚えがあります(笑)

整体って、そのようななイメージあるんでしょうかね?^^;

ちなみに当院の施術は、

バキバキしないソフトな骨盤矯正と「何してるの?」というようなタッチで頭蓋骨を調整するスタイルがメインですからね^^

さて、彼女は先天的に頚骨(膝下の足の骨)の長さが左右で若干違うことが原因で、
骨盤に歪みが生じ、腰や背中の筋肉がカチカチになり、結果、痛さを感じておられたご様子。

整体に恐いイメージをお持ちである彼女だけに、前回は慎重に調整して終了。

そして本日、症状の経過をお聞きしましたところ、

「そう言えば、痛みは気にならないですね」とのお返事が。

恐い思いをされて来院さられただけに、こちらとしてもひと安心です(笑)

彼女のように、先天的な骨奇形で足の長さが違う場合、
元々の足の長さに問題がある訳ですから、上の骨盤に歪みがでるのは当然の事。

ですが、足の長さを内果(くるぶし)だけで判断されてしまい

足の長さが違う = 骨盤を矯正しましょう!

みたいな、整体院のお話を過去に度々、耳にしたことがあります^^;

「結果」である骨盤を矯正したところで、「原因」が改善されなければ、再び代償で骨盤は歪みます。

来院する度、何度も骨盤のじん帯をバキバキと力任せに矯正してしまわれると、
当然のことながら、じん帯は損傷しユルユルになってしまいます。

支持組織であるじん帯がユルユルになれば、骨と骨の支持(補強)をする役目が低下します。

そうなると今度は、周りの筋肉がその働きを請け負わなければなりません。

代わりに、筋肉が担う仕事量は増えるため、結果、コリや疲れが生じます。

・・・

ちなみにこの方の場合

骨盤の歪みは代償によるものなので元通りにはなりませんが、
代償部位の筋肉を軽く調整し、制限かかった関節の動きを少し付けてあげるだけで、
症状はかなり改善されましたよ^^