足の形に冷え症が関与?

カテゴリー:整体ブログ 公開日:2011年09月29日

脳幹を整えて自律神経&女性ホルモンのバランスを整える大阪堺市/整体院エール 木村です。

こんにちは!^^

足の形と冷え

ずいぶんと過ごしやすくなってきましたね。
朝晩なんかは、むしろ寒いくらいでしょうか?

冷えやすい人にとって、これからの季節は嫌になりますね(> <)

ところで、「足が冷える」ことに関して、
足の形が大きく関与していることをご存じでしょうか?

足は56個の骨から形成されます(片足28個)。
骨の合計がだいたい200個くらいですから、1/4が足の骨ということになります。

また体の中の筋肉の70%が足にあります。
ここの筋肉の働きによって、血液を心臓へとスムーズに押し上げてくれるのです。

これは皆さんもよくご存じのことと思われます。

しかし、足裏に存在する「アーチ」の働きも循環促進に大きく関与しているんですよ。

足の裏の内側には、土踏まずという凹みがあります 。
これが内側縦アーチです。

足先を正面から見た時、母趾や小指よりも第2,3指あたりが上に盛り上がっている。
これを横アーチと呼びます。(*アーチがつぶれている人は盛り上がっていません)

このアーチ構造には、歩いたとき、走ったとき、飛び上がったときなどに
衝撃をアーチによって吸収して負担を軽くする働きがあります(図1)。
アーチに弾力性を持たせるために、足底腱膜というとても強い線維の束が存在し、
この足底腱膜が衝撃を吸収する役割りを担っています。

また、WINDLESS機構という巻き上げる働きもします (図2)。
歩行するときに踏み出すとき、その踏み返しの動作に働いています。
歩いたり走ったりできるのは、このWINDLESS機構の働きによるものなのです。

クッションの役割 バネの役割
衝撃を吸収する役割 windlass機構(巻き上げ機構)
図1. 図2.

 

ゆえに、
この働きによってアーチが上下し、重力で下に滞りがちな血液を心臓に送ってくれる訳なんです。

足先が冷たい方、足は56個の骨から形成されます(片足28個)ため、足の関節を個々にしっかり動かしてみてはいかがでしょうか?

凸凹道を裸足で歩く、足つぼマッサージなどがおすすめです。

「痛いのムリ!」という方は、ぜひ、当院の骨格調整を受けてくださいませ(笑)