誰も守ってくれない

カテゴリー:整体ブログ 公開日:2009年01月27日

脳幹調整で自律神経を整える大阪堺市/整体院エール 木村です。

こんばんは!

休日の昨日、久々に映画を観に行って来ました。

平日だけあって、始まったばかりの映画でもお客さんはたった3人です(笑)
しかし、人の密度とは反比例した非常に内容の濃い映画でありました。

誰も守ってくれない

何もしていないのに身内を殺されたご家族の心の傷。

加害者を誹謗中傷する第3者にも「何か」があるわけで、
満たされないその「何か」のはけ口として弱者にぶつけてしまう心模様。

それらをどう受け入れなくちゃならないのか苦悩する加害者家族の心の葛藤 。

そして、その犯罪を犯してしまった子にも何かしらの積もり積もってしまった心の悲鳴。

何とも言い難い複雑な気持ちにさせられる映画でした。

最終的には自分で解決しなくてはならないことばかりなのでしょうが・・・

しかし、そこまでに導く道しるべになる教育や心があまりにも足らないような気がします。

(※)参考までに、心理学の中に「防衛機制」というのがあって、その中の「置き換え」や「転移」にあたる行動があります

  1. 防衛機制・・・欲求不満などによって適応が出来ない状態に陥った時に、不安が動機となって行われる自我の再適応のメカニズムを指す
  2. 置き換え・・・欲求を本来のものとは別の対象に置き換えることで充足すること
  3. 転移・・・抑圧された感情や衝動を本来の対象とは別の対象にふり向けること

例:父親への憎悪を抑圧し、より安全に攻撃できる教師に向ける

 詳しくはこちらを参考に